鬼滅の刃の珠世様本　作りましたん。

　鬼になって４００年、未だに旦那と子どもを喰っちまったことを昨日のように思い出して、後悔し続ける珠世様。
　普通？　そんなけ長い時間が経ったら記憶とかも薄れちゃうし、気持ちも変わっちゃうし、その４００年のうちに自分を赦すこともできずに、さらに無惨に連れ回されてウウッ。　
　珠世様が無惨をあんなに憎んでるのは、何されたねん・・・。きっと身内に手をかけさせたこと以外にもエロいこと強要したんやろ！　キャ－！

という、疑問から話を膨らませて膨らませたら気球になってしまった話です。

ちょっぴりハードなえちえち本になりましたが、今まで作った中で、一番のいちゃラブになったし、スンゲェものができたので、ぜひぜひ18歳以上の皆様に、珠世様がナニされたか(*´д｀*)ﾊｱﾊｱして頂きたいです☆

委託
とらのあな　https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030881519/
メロンブックス　https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=782603

以上！

　……と、片付けられるほどではないので、ちょっとトクトクと執筆中の悲喜こもごもを言いたい。。。
この紹介だけなら18歳未満のお子様も読んでいいぞい。
読みたい人だけどぞ↓

　前述の通り、書き始めたときにはそこまでハマってなかったんだわ。
　珠世さん、経産婦だし、未亡人だし、熟女・・・と考えると調教が似合うよね！　って気軽な感じで、挿絵のこじろ先生に描いて☆　と、相談したら、
「珠世様の乳をどうします？」と、聞かれたところから話がややこしくなった！

　珠世様の乳……？　やっべ！　考えてなかったは……。

　原作履修勢のこじろ先生曰く、珠世様の体型についての明確な設定は出てこないっぽい。
　うーん、珠世様、鬼になって４００年と言うことは室町～安土桃山……。
　そんな時代だから当然、今よりも栄養状態がーーだし、ペタ乳だよな……。
　ああっ、でも俺、個人的にはきょにゅーの方が好きなんだよなぁ……。

という葛藤を１０秒。
　１０秒で何ができるかっていうと、５００Wの電子レンジで袋入りのパンを温めること。
　ちなみに総菜パンは２０秒かな！
　そのくらいの長考の末、『ぼくのかんがえたさいきょうのたまよさまのたいけい』がこれだ！

＜ここからろくろを回しながら早口＞

「珠世様が鬼にされた当時なら貧乳で、毛のお手入れはしてません。なので脇も下の毛もぼーぼーでいきましょう。経産婦なので乳首も黒でデカ目におねがいします。あ、あともちろん、妊娠線跡も入れて下さい。
　でも、個人的にはデカ乳の方が好きなので、後半は、無惨の『血』を飲んだら乳がでかくなった、乳輪もピンクになったということで。ついでに母乳もだしましょう。なんなら腹ボテにして、下の毛も剃っちゃいましょう。昔の価値観だと下の毛が生えてないと大人の女ではなくて気持ち悪かったみたいだし、性器の呼び方も違ったぽいのでそこを罵るってのはどうっすかね？」


＜／ここまでろくろを回しながら早口＞

　こじろ先生　ド　ン　引　き　。

　ちなみに、今、これを書いてる俺もド　ン　引　き。

　だれやねん、こんな気持ち悪いこと言ってる奴！！！　

俺や！！！

　と、この先、紆余曲折があるんだけど本当に長々となっちゃったので、どんな思いで書いてたかはあとがきをよんでくれい。
　今回は珍しくあとがきをつけないつもりだったんだけど、なんかこの、溢れる珠世様愛をだな、わかって欲しくて最後にさららと書いてしまいましたん、、、



と、まあ、そんな感じで、下読みして頂いた方々の屍の上にできあがりました。
　当初の目的通り、珠世様がこんなことをされたら無惨を憎んでしょうがないわ、ということに関しては、ご納得いただけるものになったと思いますし、なんしか今まで書いたものの中で、これ一番かもしれない。。と自分で自惚れるぐらいの出来に、こじろ先生の描くおにゃのこにしては超レアな熟女体型のイラストが見れますので
　是非、是非～！　読んで頂けるとうれしいです！！！　
　そして一緒に珠世様を愛でようではないですか！！！！


おまけ。

　今回の参考資料

『江戸の性語辞典』　女の子に性器の名前を言わせて恥ずかしがらせるっていうシチュが好きなので、同じ事を珠世様にもーーと思ったんですが、珠世様が「おま○こ」と言ってる姿が想像できなかったし、無惨が「ち×こ」つーのも無理があるな……。ってことは？？　ってことで、当時の呼び名はなんなんだろうと思ったら、ええ本がありました。
　他にもいろいろ漁ったんですが、これが安くてコンパクトにまとまってて良かったです。

『すぐわかるきものの美ー髪飾りからはきものまで』　この本を読んで、「無惨と出会ったことの珠世様はかんざしをつけていない！！」ことに気がつき、ラフ絵もかんざしの結い髪になっており、、、まあいっか。
　……と、思ってたら、こじろ先生が清書で見事に直してやんの……。ホントに同じ人間なのか？！　あ、神絵師だから、神なのかあ？！　と思いました。
　かんざしで髪の毛をまとめるのは江戸時代に入ってからなんですよ～
　だから珠世様、無惨に連れ回されてたときは後ろで髪をくくってるだけなのですね～
ちなみにそのときの髪かざりのことをと『笄（こうがい）』といいます。
　歴史が苦手だったので、大河ドラマとか見てる人にはもしかしてこんなのは常識なのかもしれませんが。。。いやぁ、まさか二次エロを書くのに日本の歴史が必要になってくるとは思わなかったので、高校生のときの自分に、授業中、ノートに下らん小説描いてないで授業聞け、授業。って説教しにいきたい気分でいっぱいです。。。勉強はしとくにこしたことはない、、、。
　二次エロを書くと、知識が増えたね、やったねたえちゃん！

『日本刑罰風俗図史』　珠世様を縛るのにどうしたらいいかなぁ、とＳＭ系なＡＶを流し見してもあんまりピンとこなかったので、ここはやっぱり当時資料だよな、、と探したら表紙でピンときたやつ。
　江戸時代の打ち首拷問、、とかいうのを絵と文章で解説してるんだけど、いやもうすげぇんだわ。絵が。実質エロ本やん！！みたいな。（実際、学術書ではなくエロ本だったみたいな？）
　無学ゆえ、伊藤晴雨という絵師の方を知らんかったのですが、ググったら絵を描くのにまずは女の人を縛ってるところを写真に撮って描いてたそうで。その写真集も出てる、、、古い本だから売ってないし、なかなか手のだせないお値段なので、だれか持ってたら見せてください。
　あ、でも、結局、珠世様の縛りはこじろ先生にお任せしちゃったので、後半、ああやって縛って、あがあが言わせた戦犯はやっぱりこじろ先生だな。うん。