ぼっちサークル『Re.set』の活動履歴
続き物の間宮さん本の次の話が、シベリアから抑留してくる提督の話なので取材って言うかなんていうか、舞鶴までいってきました。 本当は、最近 自衛隊にハマった友達が一番行きたい行きたいっていってて、時間と利害が一致したので、GO……という予定を立てたんですが、まさかの体調不良で一番行きたかった友達が来れなくなるという。。。まあ仕方がございません。
で、舞鶴までえっちらおっちら車を走らせていきました。
……正確にいうと、私は万年初心者なので、後部座席でお菓子くって、お茶飲んで寝ていただけですが。ががが。
赤レンガ倉庫みて、自衛隊桟橋みるつもりが、まさかの暴風雨。
さっきまで晴れていたのに……! しかも雨具もってねぇよ!
それもそのはず、行った中に強烈に雨男がいてた……! おまえじゃ! おまえ!!
と、根拠のない責め方はできなかったので、小一時間ばかり赤レンガ倉庫で時間つぶしてたらやんだので、自衛隊桟橋にいって右端まで歩いたらタイムオーバー。結局1隻も船内見れなかった・・・・・・・・。
雨で予定が押し押しになったので、海軍博物館も、東郷邸も、航空隊基地にも足を踏み入れることなく時間オーバー。 朝から×時間かけて舞鶴まで来て、我々は何一つ満足してない……。
険悪なムードが漂う中、自衛隊にも国防にも軍事にも歴史にも興味も造詣もあまりない私の、今回の目的地である引揚記念館へ、嫌がる運転手にデカビタCを渡して行って貰うようにお願いしました。
赤煉瓦倉庫で、なんで舞鶴くんだりまできて海軍でもないさしてウマくもないカレー以外何も食べていなかった、引揚げに興味の無い私以外は併設の軽食コーナーでお茶して休憩。
おまえら興味ないのか! 非国民か! ……とまでは言いませんが、まあこの手の話は、興味のない人に言っても馬の耳に念仏。無理して付き合ってもらってもお互いに苦痛なだけなので、私だけが入場料払って中身見てきました。
意外と小さな資料館でした。
まあ当時資料なんてほどんど残ってないどころか、ソ連から持ち帰ることができなかったからしょーがないといえばしょうがない。
物販コーナー行っても資料っぽいものを売ってなかったのと、館内は写真撮影ダメマークがついてなかったので、作画資料になりそうなものは撮影させて頂きました。図録とか、本とかあれば買ってくるつもりやったねんけどね。。。
たまたま語り部のおばあちゃんが解説してたので片耳ダンボにしながら聞いてました。
おばあちゃん自体は終戦の2ヶ月後ぐらいに帰って来れた運のよかった人なんですが、おばあちゃんのお父さんは大連かどっかで働くサラリーマン。
でも終戦の前日に赤紙召集して軍に入隊。そのままシベリア連れて行かれたまま行方知れずになったそうで……。その話聞いただけで腰が砕けそうになりました。
改めて思い返すと色々と聞きたいことが山盛りでてきたんですが、「入隊1日で終戦ーシベリア送り」というパワーワードにトンカチで後頭部を叩かれたような衝撃を受けてしまったので、何から聞いて良いのかわからなかったです……。
そうそう、クロが現代風にイラスト化されてましたん。可愛い。
けど、おこちゃまにはクマといわれていました。イヌや、犬。
たぶん、パンピーのみなさんは「クロ」のことをご存じないかと思いますのでちょっと解説。
昭和20年8月9日に日ソ中立条約を破って侵攻してきたソ連軍は、満州にいた日本人を捕虜としてつかまえて、日本に返すぞーといって汽車に乗せてシベリアに運んで劣悪な環境下で強制労働させた結果、何十万人と日本に帰れずに死んでしまった・・・というのは常識として知っているモノとして、
とある収容所で日本人収容者がひょんなことから飼った犬【クロ】は、みんなのココロの支えみたいな感じになって、大事にされていた
で、日本人収容者の帰国が決定したものの、犬は持って帰れない。
泣く泣く、港でお別れ。
すると出発した船を追いかけて、流氷が浮かぶ海の中を氷の上にのって追いかけてくる。
水に濡れた部分からドンドン毛が凍っていって、弱っていく。
このままだと死んでしまう!
船長に直談判して、氷の海からクロを救出。そして一緒に日本に帰りました。
という、私があらすじを書くとしょーもなく感じると思いますが、コレ、涙無くして見れない実話なんですよ。。。詳しくはこことかを参照に
この話を知ったのが 『ナホトカの犬』という絵本でございました。
↑ネットから無断転載
『ナホトカ』というタイトルに引かれて手にとって読んだんですが、5歳以上向けのやさしい文章で書いてあるのにズバーンとクルものがあって、絵本なのにワンワン泣いてしまいましてん。
この絵本、手元においときたい!!!!!!
このまま図書館の本やけど借りパクしようかなと思ったぐらいの本でした。
中古でないかなぁーとネットでぐぐったら、2010年になって学研が小学生向け読みもので出して居るではありませんか!
それが『氷の海を追ってきたクロ』という本。
先の絵本の復刻と勘違いしてポチった身としては肩すかし…でも、「ナホトカの犬」の話を深く掘り下げていたので、これ1冊で補完できるよ! しかも小学生向けなのでむずかしくないよ!。
シベリア抑留に興味ある人以外にも、犬好きな人にもお勧めです。(悲しい話ではないです)
(後にさらに別の人がこの話を絵本にしているようですが、復刻じゃないので中身はてきとうにみんなたちで確認してくれ)
まあそんなこんなで引揚記念館もコンプリート。
昼間はしょーもないカレーだったので、せっかく海の近くまできたし海鮮丼でも食いたい! と思ったら、1人が生の魚を食べられないことが判明。
目が素になった我々は、海鮮丼食いたかった組と食わなくても別にええよ組に別れ、舞鶴を後し、前者の私はくら寿司でラーメンすすって帰りましたとさ。
帰宅後、一番行きたかった友達に戦果を報告。
すると、「あれ?! お前が一番いきたかったんじゃねーの?!?!?!」とこれまた意思疎通が取れていない発言が……。
orz
まあそれはさておき、ゴールデンウイークとか、いつもなら仕事でこの期間にでかけたことがないので、この時期の高速道路とか渋滞で魑魅魍魎・・・・・とおもいきや舞鶴への道路はガラガラで、現地についてもそんなに混むでもなく、快適だったので、また北近畿行きたいと思った次第。
今度はもう少し上手く観光したいモノです。
そういや薄い本の取材といえば、じーちゃんの葬式のついでに満豪開拓平和祈念館もいってきたんだけどそのレポ忘れたままだったので、また気が向いたら書きまする。んじゃまた。
で、舞鶴までえっちらおっちら車を走らせていきました。
……正確にいうと、私は万年初心者なので、後部座席でお菓子くって、お茶飲んで寝ていただけですが。ががが。
赤レンガ倉庫みて、自衛隊桟橋みるつもりが、まさかの暴風雨。
さっきまで晴れていたのに……! しかも雨具もってねぇよ!
それもそのはず、行った中に強烈に雨男がいてた……! おまえじゃ! おまえ!!
と、根拠のない責め方はできなかったので、小一時間ばかり赤レンガ倉庫で時間つぶしてたらやんだので、自衛隊桟橋にいって右端まで歩いたらタイムオーバー。結局1隻も船内見れなかった・・・・・・・・。
雨で予定が押し押しになったので、海軍博物館も、東郷邸も、航空隊基地にも足を踏み入れることなく時間オーバー。 朝から×時間かけて舞鶴まで来て、我々は何一つ満足してない……。
険悪なムードが漂う中、自衛隊にも国防にも軍事にも歴史にも興味も造詣もあまりない私の、今回の目的地である引揚記念館へ、嫌がる運転手にデカビタCを渡して行って貰うようにお願いしました。
赤煉瓦倉庫で、なんで舞鶴くんだりまできて海軍でもないさしてウマくもないカレー以外何も食べていなかった、引揚げに興味の無い私以外は併設の軽食コーナーでお茶して休憩。
おまえら興味ないのか! 非国民か! ……とまでは言いませんが、まあこの手の話は、興味のない人に言っても馬の耳に念仏。無理して付き合ってもらってもお互いに苦痛なだけなので、私だけが入場料払って中身見てきました。
意外と小さな資料館でした。
まあ当時資料なんてほどんど残ってないどころか、ソ連から持ち帰ることができなかったからしょーがないといえばしょうがない。
物販コーナー行っても資料っぽいものを売ってなかったのと、館内は写真撮影ダメマークがついてなかったので、作画資料になりそうなものは撮影させて頂きました。図録とか、本とかあれば買ってくるつもりやったねんけどね。。。
たまたま語り部のおばあちゃんが解説してたので片耳ダンボにしながら聞いてました。
おばあちゃん自体は終戦の2ヶ月後ぐらいに帰って来れた運のよかった人なんですが、おばあちゃんのお父さんは大連かどっかで働くサラリーマン。
でも終戦の前日に赤紙召集して軍に入隊。そのままシベリア連れて行かれたまま行方知れずになったそうで……。その話聞いただけで腰が砕けそうになりました。
改めて思い返すと色々と聞きたいことが山盛りでてきたんですが、「入隊1日で終戦ーシベリア送り」というパワーワードにトンカチで後頭部を叩かれたような衝撃を受けてしまったので、何から聞いて良いのかわからなかったです……。
そうそう、クロが現代風にイラスト化されてましたん。可愛い。
けど、おこちゃまにはクマといわれていました。イヌや、犬。
たぶん、パンピーのみなさんは「クロ」のことをご存じないかと思いますのでちょっと解説。
昭和20年8月9日に日ソ中立条約を破って侵攻してきたソ連軍は、満州にいた日本人を捕虜としてつかまえて、日本に返すぞーといって汽車に乗せてシベリアに運んで劣悪な環境下で強制労働させた結果、何十万人と日本に帰れずに死んでしまった・・・というのは常識として知っているモノとして、
とある収容所で日本人収容者がひょんなことから飼った犬【クロ】は、みんなのココロの支えみたいな感じになって、大事にされていた
で、日本人収容者の帰国が決定したものの、犬は持って帰れない。
泣く泣く、港でお別れ。
すると出発した船を追いかけて、流氷が浮かぶ海の中を氷の上にのって追いかけてくる。
水に濡れた部分からドンドン毛が凍っていって、弱っていく。
このままだと死んでしまう!
船長に直談判して、氷の海からクロを救出。そして一緒に日本に帰りました。
という、私があらすじを書くとしょーもなく感じると思いますが、コレ、涙無くして見れない実話なんですよ。。。詳しくはこことかを参照に
この話を知ったのが 『ナホトカの犬』という絵本でございました。
↑ネットから無断転載
『ナホトカ』というタイトルに引かれて手にとって読んだんですが、5歳以上向けのやさしい文章で書いてあるのにズバーンとクルものがあって、絵本なのにワンワン泣いてしまいましてん。
この絵本、手元においときたい!!!!!!
このまま図書館の本やけど借りパクしようかなと思ったぐらいの本でした。
中古でないかなぁーとネットでぐぐったら、2010年になって学研が小学生向け読みもので出して居るではありませんか!
それが『氷の海を追ってきたクロ』という本。
先の絵本の復刻と勘違いしてポチった身としては肩すかし…でも、「ナホトカの犬」の話を深く掘り下げていたので、これ1冊で補完できるよ! しかも小学生向けなのでむずかしくないよ!。
シベリア抑留に興味ある人以外にも、犬好きな人にもお勧めです。(悲しい話ではないです)
(後にさらに別の人がこの話を絵本にしているようですが、復刻じゃないので中身はてきとうにみんなたちで確認してくれ)
まあそんなこんなで引揚記念館もコンプリート。
昼間はしょーもないカレーだったので、せっかく海の近くまできたし海鮮丼でも食いたい! と思ったら、1人が生の魚を食べられないことが判明。
目が素になった我々は、海鮮丼食いたかった組と食わなくても別にええよ組に別れ、舞鶴を後し、前者の私はくら寿司でラーメンすすって帰りましたとさ。
帰宅後、一番行きたかった友達に戦果を報告。
すると、「あれ?! お前が一番いきたかったんじゃねーの?!?!?!」とこれまた意思疎通が取れていない発言が……。
orz
まあそれはさておき、ゴールデンウイークとか、いつもなら仕事でこの期間にでかけたことがないので、この時期の高速道路とか渋滞で魑魅魍魎・・・・・とおもいきや舞鶴への道路はガラガラで、現地についてもそんなに混むでもなく、快適だったので、また北近畿行きたいと思った次第。
今度はもう少し上手く観光したいモノです。
そういや薄い本の取材といえば、じーちゃんの葬式のついでに満豪開拓平和祈念館もいってきたんだけどそのレポ忘れたままだったので、また気が向いたら書きまする。んじゃまた。
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