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ぼっちサークル『Re.set』の活動履歴
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ついったーのタイムラインに流れてきたツイートで、面白そうな本をみかけ、すでに絶版の専門書だったので、どっかの図書館にないかなぁ~~と思って、検索をかけたものの、近場の図書館にもなく、ちょっと足を伸ばしてたところにある図書館も今は仕事が忙しくて訪れるのがほぼ無理ぽだったりして、ちにゃーーーとなってたんですが。

 この本、『満洲』とイコールでは無いけど、まあまあ関連はなくなくないものだったので、なんとなく検索に、そう入力してしまったのが時間の尽き……。

 じつは。
というか、りりあたんのついったーをヲチしている人なら薄々気がついているのではないだろうか、...いや、そんなにお前のことを気にかけてるやつおらへんわ……

 満洲旅行に関する事柄をまとめて、艦これのキャラの挿絵を描いて貰って作った『艦娘と巡る満洲旅行の栞』という本を作ったんですよ2年ぐらい前。いや、1年半ぐらい前?


メロンブックスで買えるよ!!!!
 https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=274905

これ作ったときの資料集めや、執筆とか、いろんな方にもご協力頂いたので、もうそれはそれは、お腹いっぱいで、お茶すら飲めないぐらいになったんですよ。

 で、本を作ってから、『満洲』と名のつくモノ、、、ぎょうざの満洲以外は...目に触れるだけで ヒギィィィとなっていたんですが、

 うっかり。

 うっかりと。

国立国会図書館デジタルコレクションで『満洲』と入れて検索をかけてしまったのが運の尽き……。

 もうそれはそれは、、、

桃源郷が、そこに!!!!!!

 と、いいますのも、私が満洲本を作っていたときに、資料集めがすっごくすっごく大変で大変でして。
 大枚叩いて古書を買い集めるのも限界に達し、図書館にいっては何十冊と資料を倉庫からだしてもらい、何百枚と複写をし・・・ということをやってたんですよ。

 で、もちろん、この国会図書館デジタルアーカイブスも頼みの綱のひとつだったんです、が。

本の著作権は作者の死後50年。
 戦後73年。昭和初期の本とかだと、1968年・昭和43年までに逝去した作者や、そもそも著作権者(編者?)が倒産や解散してたりすると、すでに著作権切れでネット公開の対象に。
 もしくは著作権保護期間内でも、著作権の継承者が承諾すればネット公開されるのです。

 が、問題なのは、著者の没年や消息がわからないけど、著作権はたぶん切れてるんじゃないかなぁ~~って本でして。
 この微妙なラインの本は、デジタル化されていても、インターネットでは公開されずに、国会図書館の端末、ないしは、国会図書館のデジタル配信に協力している図書館のネット端末でないと閲覧出来ない、という制限がつくんですよ。
 
 と、いうわけで、このデジタルアーカイブスの本を見るために何度も、それはもう仕事の休みの大半を使い、図書館に通いました。

 さいわいにも、そう遠くないところに配信協力している図書館があったんですけど、某県立図書館ってところなんですどね。

 もう、ここの設備もリファレンスのババアも最悪で。

 県立図書館 という名前からして、古い資料とか、何でも知ってそうな司書さんがいそうに思うでしょ????(自分だけ?)

 ところがどっこい。
 この満洲本を作る以前に、間宮さん本の為の資料で、昭和30年代ぐらいの一般家庭の台所の資料が欲しくて、でも、なかなか探せなかったので、相談窓口のババアに聞いたんですよ。

 そしたら、検索端末を2,3回 キーボードに打ち込んで、そんなのないですわー と一喝。
 ああ? ああ? ああ?

 で、まあ「いや、そんなはずはねぇだろ」ともいっかい探して貰って出てきた資料はなんのクソの役にも立たず、、役に立たないどころか、オーダーに対し、かすりともせず。
「昭和30年ぐらいの家の構造をしるのがこんなに難しいのか・・・」と絶望した覚えが。

 で、仕方が無いので、自分で蔵書端末叩いて探したら、もうざっくざっくと台所の資料や写真のある本がでてきて、「なんやあのババア、仕事したくないだけやろ」と思っていたら、Googleのこの図書館のレビューにも「あのババアは何モンやねん?!」と書かれており、同意見多数。
 
 できればあのクソババアがいるときには本を借りたくない・・・と思いながらも、職員は職員なわけで、貸し出し手続きの時に運悪く当たってしまったときには、借りる本の磁気を外し忘れて出口でピーピー鳴らされて「貸し出し手続きしてない本がある!」とか鞄の中身を全部出さされたり、借りる本が似たような本ばっかりだったりすると「こんなん借りるのか」みたいなことを言ってくるなど、なにかとムカつかせてくるババアで、
 末期になると入り口で顔を合わせただけでお互いに舌打ちをする、まさにキューバ危機状態。
それでも頭を下げて資料を借りる下の立場。
 ただひたすらに、何かしらのインシデントでババアの退職金が『円』ではなく、『ジンバブエドル』になんねぇかな…と、図書館への道すがらにあるお地蔵さんの前を通る度に拝んでました。

 ……おっと、話がそれた。

 で、国立国会図書館デジタルコレクションの話。
 見られる端末を使わせて貰うために申請書を書き、ここですよーーーと言われて案内されたのが、今時珍しいブラウン管モニタのボッロボロのパソコンで、IEを立ち上げるだけに数分の時間を要する骨董品級。
 ははーん。古い貴重資料を見るんだから、やっぱりブラウン管モニタにPS2のボールマウス(!)じゃないと気分が盛り上がらないよなぁ~ そうだよなぁ~
 と、無理矢理、自分のテンションを上げて、資料をあさろうにも、持ち時間は1人・1回 1時間。

 この1時間の間に、お目当ての本を見つけ出し、ざっと目を通して、お目当ての箇所を探し当て、もちろんじっくり読んでる暇はないので、複写申請に本のタイトル出版年月日(雑誌の場合は何号かとかも)ページ、を手書きで書き込み、、、、という作業を休み無く行い、ストップウォッチが鳴ると終了。
 複写申請書をカウンターの人に提出すると、図書館の係員さんが使うだけあって液晶モニタでちょっぱやな現代ITに即した端末で、1冊1冊、該当箇所を探し出してくれて、PC出力できるコピー機でもなければ、レーザーでもない、インクジェットプリンタで、1枚1枚、ガーコガーコとプリントアウト。
 1回で何十枚と複写依頼をするので、当然、ちょっとやそっとじゃ終わる量ではなく、途中でインク切れを起こして、替えインクを倉庫に取りに行って、ゼイゼイと息を切らして戻ってきたり、紙詰まりなんかで何枚もミスってたりと、、
複写1枚10円なのに、10円以上のコストかかってね????? 大丈夫??? と心配になることも・・・

 当然?? 自分が印刷キューを押すわけではないので、ミスコピー分は請求されないモノの、何十冊もの何十枚もの資料の印刷を正確にできるわけもなく、時々、抜けていたり、違う所が印刷されてたり、、ということも。。
 それに気がついたのはすでに涼しい喫茶店に逃げたあとで(公共施設は節電! 名目で空調が効いてない)
あのクソババアなら、この暑い中、図書館に戻って、カウンターに足かけてマシンガンを抱えるぐらいの勢いで抗議できても、さすがに?? パソコン関係のところは若いねーちゃんの担当。それはそれなりにマジメに仕事してくれてるので、次は間違えないように、、間違えても優しい人にあたりますように、と流れ星に祈りをささげ……

……という、原稿の日々を思い出し。

 あああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああ
ああああああああああああああ
(思い出しムカつき中)
あああああああああああああああああああ
あああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
 
 そう! 何が今回、検索をかけて驚いたかって。

りりあたんがセコセコと調べていた頃に、インターネット公開されてなかった資料が次々とネット公開されており、さらに新規でデジタル化された本も大量に追加されていたってことよ!!!

 ああ、あのとき、こんなにも見たかった資料が、家から一歩も出ずにアクセスでき、さらに印刷し放題……!
 なんて! なんて! なんて恵まれてるんだあぁぁぁぁぁぁ くそぉぉぉぉぉぉ!

 ・・・・と、思いながら、ここ3日ほど『満洲』に関わる図書を検索しまくってウヒャウヒャしております。ああ、、、幸せ……。
 幸せというより、『もう無理。。。と思っていた『満洲』のことを調べる余裕ができたんだ!』って感じですね。
 まさに喉元過ぎれば熱さ忘れるわけで、喉元がちょっと長かっただけやった!

と、いうわけで。
 こんなに苦労して作った満洲本、興味があるなら絶対面白い(と思う)ので、手に取ってない人はよろしくね↓↓

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=274905

↑↑
というのと、
 
 求)あの図書館のババアを地獄送りにする方法

 なにとぞ、よろしゅうお願いいたします。(ぺこり)
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